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WINE MARKET PARTYのバイヤー、
釣り好きソムリエ高野
の
突撃カンティーナリポート その2
4/6
今日は朝からいいお天気で絶好のワイナリー見学日和!
ピエモンテのカンティーナ『モンキエーロ・カルボーネ』は
バローロ地区の15キロほど北のカナレ地区、ロエロに居を
構える造り手。
このロエロ地区は2005年から
白=ロエロ・アルネイス
赤=ロエロ(ネッビオーロ、他)
がDOCGに昇格しました!
フランチェスコ・
モンキエーロ氏
ピエモンテにある
『モンキエーロ・カルボーネ』に行ってきました!
今回カンティーナを案内してくれたのが
フランチェスコ・モンキエーロ氏です。
こんにちは、フランチェスコさん。お久しぶりです。
お会いするのは7年ぶりくらいですね。
やあ、久しぶりだね。元気だったかい?
ええ。ありがとうございます。
以前来たときはマルコさん(フランチェスコさんの父)に
案内してもらったんですが、
いまはフランチェスコさんがカンティーナをきりもりしてるって本当ですか?
そうなんだ。今日は僕がカンティーナと畑を案内するよ。
まずはアルネイスの畑からだ。
ここはアルネイス種の名前の語源にもなった
『ブリッコ・ディ・レネージョ』という畑なんだ。
レネージョ=ピエモンテの方言で
『ヴルナイス』=『アルネイス』と
呼ばれるようになったんだ。
ロエロの町が見渡せるいいところだろ!
標高は290m以上はあるかな。
いいところですね。日当たりもよさそうですし。
この畑は東から西までが全て南を向いている
アーチ状になっているんだ。
つまり『日の出から日の入りまで』
ずっと太陽を浴びることのできる畑ってことさ。
日当たりは抜群だよ。
葡萄の栽培には理想的な条件ですね。
ああ。
でもいろいろな畑のアルネイスを混ぜることによって
ワインはもっと美味しくなる。
たとえば東の斜面の葡萄は香りがデリケートですばらしいし、
西の斜面の葡萄はゆっくり太陽をうけるから
ボディのしっかりした葡萄ができるんだ。
それらをブレンドしてひとつのワインをつくるのが僕の仕事さ。
葡萄品種を混ぜるのではなく、
ひとつの品種を畑ごとにブレンドして味を造るということですね。
そういうこと。よしっ、次はネッビオーロの畑だ。
ここがプリンティの畑だ。
土をみてくれ。さっきのアルネイスの畑は砂でできていたけど
この畑は粘土質で鉄分が多いんだ。
だから力強くて滑らかなネッビオーロができる。
この畑ももちろん南にむいてるんだ。
ところで・・・バローロ地区にはいったかい?
あそこは植えた葡萄は『バローロ』もしくは『ランゲ・ネッビオーロ』で
販売できるから北斜面や標高の高すぎるところ、低すぎるところにも
葡萄を植えてガンガンつくってるんだ。
僕だったらカシューナッツを植えるけどね、
そんな条件の悪い場所には。
大きな丘が多くて斜面も緩やか、それに比べてロエロの斜面は急で
小さな丘が多いだろ?
その分畑の作業は大変だけどいい葡萄ができるのさ。
砂も多くて香りのいいフルーツがよく育つ場所柄だしね。
昔は洋梨やスモモを育てている畑も多かったんだ。
よしっ、カンティーナ(醸造所)に行く前に腹ごしらえだ!
ちょっと休憩・・・・
途中アグリツーリズモ(昔の農家風の建物の宿。自給自足のところが多い)でランチをしました。
ここは野菜からお肉にいたるまで自分の敷地内で全てまかなっているんだとか。
今年の夏にハムになっちゃう
予定のポーちゃん。
生まれたばかりの子牛
仔ヤギ
メスはお乳が出るので育てるけど
オスは食べちゃうそうです・・
自家製のハムとサラミ
ペペローニとツナのマリネ
子牛のボリート トンナートソース
ピエモンテ州は南のリグーリア州との交流が盛ん。
昔からリグーリアの海の幸とピエモンテの山の幸を交換し合っていたので
ピエモンテ料理にはツナがよく使われます。
僕はよく釣りにいくのですが、
「自分の釣った魚は最後まで責任を持って食べる!」というのが信条です。
ですが目の前の、牛や豚が『食卓にのぼるお肉になる』という実感はあまり持っていませんでした。
私の父くらいの年齢の方には『なーにいってるんだー』笑われてしまうかもしれませんが・・・。
お肉大好きなのでベジタリアンにはなれませんが、
自分の買ってきたお肉は残したり、つくりすぎてロスにならないように、きちんと食べてないといけない!
と思いました。
カンティーナに到着
バリカイア(熟成庫)でちょっと面白いものを発見♪
当店でも扱っているサッポロビールが輸入元の造り手『バタシオーロ』が
なぜモンキエーロのバリカイアに!!
なんでも、フランチェスコのお父さんのマルコさんが一時期醸造のコンサルタントをしていて
この『バタシオーロ』という名前も彼がつけたそうです。
だから熟成庫の片隅に
バタシオーロのバローロがあるとのこと。
マルコさんはイタリアでは結構有名な醸造家の一人なのです。
熟成用のバリック(小樽)はブルゴーニュワイン用のものを使っているそうです。
ボルドー用のバリックは内側のトーストが強く、その分乾燥していて木の中にある空気の目が大きく、
中のワインの変化(熟成・樽の風味のつき方)が早すぎるとのこと。
フランチェスコ氏いわく
『フランス産のバリックは最高だよ!
でもワイン自体はイタリアのほうが
美味しいけどね!』
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